肉離れのテーピング
2017年08月01日
こんにちは。第二わしざわ整形外科、柔道整復師の関です。
今回はスポーツでよく起きる肉離れについてお話ししたいと思います。
肉離れとはその名前の通り、筋肉が引っ張られることで引き裂かれてしまうようなケガです。
板橋区 第二わしざわ整形外科でもスポーツをしている方に多いです。
症状としてはストレッチ痛、力を入れたときの痛み、患部を押しての痛みが挙げられます。
重症例になると内出血や場合によっては凹みを触れることができます。
処置としては筋肉が離れて出血なども伴っているので、患部を圧迫してそれを止めたり、寄せてあげることで離れにくくしていきます。
では、テープの貼り方についてお話していきます。
今回は左ふくらはぎを例にしていきます(×印を患部とします)。
貼る姿勢はうつ伏せとなり、膝を曲げ、つま先は下げた状態(天井につま先を向けた状態)で行います。
患部よりも離れたところにテープが剥がれにくくするためにアンカーというテープを貼ります。(黒いテープ)
そのアンカーに圧迫用のテープを貼り、左(右)⇒右(左)へとテープを引っ張りながら斜め上に向かって貼っていきます。(青いテープ)それを反対側からも行います。(ピンクのテープ)
このテープを半分ずつ重ねながら上まで貼っていきます。
さらに圧迫を加えたいときは水平方向に左(右)⇒右(左)へと左右交互に貼ったりします。
最後はテープが端から剥がれないようにアンカーテープ上のテープの端を止めて終わりです。
前回のブログでもご紹介したように、板橋区 第2わしざわ整形外科では超音波を使った診察も行っています。
患部を確認し、重症と判断された場合には足首を添え木(シーネ)などで固定しなければならない時もありますので、ケガをしたときはしっかりと医療機関を受診しましょう。